巨人の09ドラフトを振り返って
ドラフト会議が終わって、入団契約のニュースが届く、早くも時期になりました。
巨人の09ドラフトは、大方の予想と違い、大学・社会人中心の指名となりました。
改めて紹介すると
【1巡目】
長野久義(ちょうの・ひさよし)外野手
1984年12月6日生。右投右打。180センチ、80キロ。
【2巡目】
鬼屋敷正人(きやしき・まさと)捕手
1991年6月19日生。右投右打。180センチ、82キロ。
【3巡目】
土本恭平(つちもと・きょうへい)投手
1985年10月13日生。右投右打。175センチ、73キロ。
【4巡目】
市川友也(いちかわ・ともや)捕手
1985年5月9日生。右投右打。176センチ、78キロ。
【5巡目】
小野淳平(おの・じゅんぺい)投手
1987年4月5日生。右投右打。178センチ、81キロ。
更に育成ドラフトで、
【1巡目】
星野真澄(ほしの・ますみ)投手
1984年4月4日生。左投左打。181センチ、72キロ。
【2巡目】
河野元貴(かわの・げんき)捕手
1991年6月14日生。右投左打。179センチ、75キロ。
【4巡目】
大立恭平(おおだち・きょうへい)投手
1987年8月20日生。左投左打。178センチ、70キロ。
【5巡目】
神田直輝(かんだ・なおき)投手
1988年1月18日生。右投、右打。180センチ、82キロ。
ポジション別にすると、投手5、捕手3、野手1となりバッテリー強化を図った指名となっていますが、巨人の選手層の世代別に見ていくと、今回の指名は、バランスの良い指名だったのではないかと思う。指名選手が全て入団すると世代構成はこうなります。
投手。
27歳 内海、中里
26歳 越智、山口、深田、野間口、福田
25歳 金刃、栂野、星野
24歳 西村健、村田、古川、土本
23歳 東野、木村
22歳 辻内、小野、大立、神田
21歳 尾藤
20歳 竹嶋、西村優
19歳 宮本、斎藤、笠原、杉山
(赤字はドラフト指名、斜体は育成選手)
昨年は高校生投手4名指名しており、今年更に今年多くの高校生を指名すると、この世代の投手が増え偏りが出てしまいます。また、辻内の世代が手薄だったことからも小野淳平投手等の加入は意味があるのではないか。
また今回指名した投手のタイプは、土本、小野は共に速球派の中継ぎタイプ。背番号も土本が「19」、小野が「32」に決まり背番号からすれば即戦力として期待している番号です。今季の中継ぎ陣は越智、山口に依存していましたので彼らの負担を軽くする意味があったのでしょう。
次に捕手陣です。ポスト阿部として3人の捕手が加入しそうです。但し、市川は即戦力として、鬼屋敷と河野は将来を睨んでの指名だろう。捕手が戦力になるには時間が掛かる。高校生2人が24歳になる6年後、阿部は36歳です。つまり彼らが頭角を現してきた時、阿部も多少の衰えが現れてくる頃ですから、この指名は長い目で見ると良い指名ではないか。また市川は24歳。第2捕手の鶴岡が32歳であることを考えれば、実松、加藤、星らに刺激を与え、第2捕手の地位を狙える可能性があります。
そして長野の指名について。巨人の外野手は層が厚い。しかし、左打者に偏っている点が課題です。
右打者 ラミレス、谷、矢野、加治前
両打者 鈴木
左打者 亀井、高橋由、松本、工藤、田中、橋本、隠善
谷、ラミレスの年齢面を考慮すれば右の外野手は貴重である。但し、若手外野手の松本とは同期。守備力の高い亀井もいます。レフトには不動の4番ラミレスもいます。ルーキーイヤーにどこまでチャンスを貰えるか、少し微妙な気がするが、ポスト谷の地位に期待したい選手です。
こうやって、個々を見ていくと長期的な視点で指名していることが分かる。来年は恐らく、高校生投手、高校生内野手、大学生投手を指名するのではないでしょうか。


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