シャロン・ベザリー
11月30日、サントリーホールで読売日響のコンサートがありチケットを知人に譲って貰ったので見に行きました。
演目は、カレヴィ・アホ作曲 フルート協奏曲とベートーベンの交響曲第3番。
カレヴィ・アホ?
知りませんでした。どこの国の人かも想像もつきませんし、いつ頃の作品かも全く知りませんでした。
まぁ、とにかくベートーベンの<英雄>が楽しめればイイや程度に思って、フルート協奏曲を聴きました。
全く予備知識がないと、意外にも純粋に先入観なしで曲って楽しめるものだと感心してしまいました。
曲のイメージは、荒涼とした南極、北極の寒い氷原に吹く風といったイメージでフルートに合いの手を打つような響きのハープが印象的な曲でした。演奏後、プログラムを読んでみるとアホはフィンランド人でフィンランドの自然をイメージした作品であると書かれていますから、確かに北の寒い感じがよく表現されていると思いました。
そして、何より驚いたのがフルート奏者のシャロン・ベザリーの技術。
息継ぎの上手さです。当り前ですがフルートを口から離すことができないため鼻から息を吸い込むのですが、吸い込み方が凄い。静まり返ったホールにベザリーの息を吸い込む音が時折響きます。微妙な細い音色を表現するには並外れた肺活量が必要なはずです。
ベザリーはアンコールにも応えてくれて今夜はフルートを存分に楽しめました。


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