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高校野球

2009年11月 3日 (火)

東海大相模、選抜確定

第62回秋季関東地区高校野球大会に進出した、神奈川一位の東海大相模が準々決勝で、埼玉一位の浦和学院を7回コールドの7-0で破り準決勝進出を決め、来春の選抜出場を、ほぼ当確させました。
神奈川二位の桐蔭学園は東海大望洋に残念ながら1-4で敗退。
とにかく、神奈川勢は1チームは、甲子園に行けそうです。

一ニ三4強、相模センバツ当確/高校野球記事を印刷する 日刊スポーツ
東海大相模(神奈川)の一二三(ひふみ)慎太投手(2年)が7回無失点と好投し、先制弾を放つなど投打に活躍し、浦和学院(埼玉)に7-0とコールド勝ちで4強入り。4年ぶり8度目の来春センバツ出場に大きく近づいた。東海大望洋(千葉)花咲徳栄(埼玉)も4強入りでセンバツに前進。前橋工(群馬)-千葉商大付(千葉)は延長13回で決着がつかず、日没引き分け再試合となった。
 来年のドラフト候補一二三が自らの手で、センバツ“当確ランプ”をともした。最初の見せ場は3回の打席。初球のカーブをバックスクリーンにたたき込んだ。「監督から『お前が苦手な変化球を狙え』と言われてて、案の定でした」と、先制弾に胸を張った。
マウンドではエースの意地を見せた。前日の甲府商戦では、右手人さし指のツメが割れ落ちている状態で131球を投げきった。その影響からか、秋季県大会前の練習試合で149キロを計測した速球は影を潜め、4回までは毎回走者を背負った。それでも味方の好守にも助けられ、得点だけは許さなかった。
 「勝てる投手になりたい。三振の数とかは別にいいんです」。エースナンバーとともに主将の重責を背負うからこそ、チームの勝利しか眼中にない。エースで主将は「東海大相模では初めて」(門馬敬治監督)だったが、あえて一二三を指名した。期待通りとなる活躍に同監督も「まさに背番号1の主将」と、笑いが止まらない。一二三は「みんなが助けてくれるので大丈夫です。とにかく関東で優勝します」とチームの勝利だけを見据えている。【亀山泰宏】


高校野球:秋季関東地区大会 準々決勝 東海大相模、4強入り /神奈川 毎日新聞

それにしても、ここまでの東海大相模は安定した戦いぶりです。
2回戦   8-1 光陵
3回戦   5-4 厚木西
4回戦  10-0 南
準々決勝11-1 慶応
準決勝   5-1 向上
決勝    5-3 桐蔭学園

甲府商(山梨)
100000000=1
01000200×=3
東海大相模(神奈川)

浦和学院
0000000=0
0011131=7
東海大相模

強いて言えば、神奈川大会の厚木西を延長の末に振り切った試合が一番危ない試合だったが、それ以外は強さが際立った感のあるチームです。
一二三投手を中心に、甲子園で旋風を巻き起こして欲しいものです。

2009年9月20日 (日)

秋季大会ベスト4決まる

神奈川県の高校野球秋季県大会がいよいよ大詰め。
ベスト4が決まりました。
向上、東海大相模、桐蔭学園、鎌倉学園の4校。
特に、東海大相模のブロックは、横浜隼人、慶応と実力校が揃っていたので、注目していましたが、東海大相模が慶応を圧倒して勝ち進んできました。

東海大相模 50060=11
慶応      01000=1 
5回コールド

東海大相模は初回、菅野の適時二塁打などで5点を先制。四回には盗塁と犠打を絡め打者一巡の猛攻で6点を加え、相手を突き放した。慶応は二回に1点を返し、五回に2死一、二塁の好機を得たが、後が続かなかった。

○…6盗塁など積極的な攻撃が目立った東海大相模。門馬敬治監督は「力があるチームに勝つには、ある程度攻めていかないと」と勝因を語った。先発の背番号20・江川恭介投手(2年)は「行けるところまで行って(主戦の)一二三(ひふみ)(慎太投手)につなぐと監督に言われた。信頼関係があるので一二三につなごうという気持ちで投げた」。「まず神奈川を制して、甲子園でベスト4以上が目標」と力を込めた。(毎日新聞)

慶応は、横浜隼人を延長戦で破って、勝ち進んできただけに、接戦を予想していただけに意外な結末でした。

さて、準々決勝は、向上-東海大相模 桐蔭学園-鎌倉学園。
向上は粘り強く接戦を制してきただけに、東海大相模を相手にどのように戦うか。接戦に持ち込めば勝機も。
一方、桐蔭-鎌学戦は、興味深い一戦。鎌倉学園は、これまで全て無失点で勝ち上がってきました。一方、桐蔭学園は打撃戦を制し強豪・横浜も破ってきました。

関東大会への切符は、どこに。

  

2009年8月15日 (土)

聖光学院・横山投手力投及ばず。

夏の甲子園大会にPL学園が登場です。対戦相手は福島県の聖光学院。
聖光学院は好投手、プロ注目右腕・横山貴明を擁して対決とあって注目の一戦です。

結果は6-3でPL学園の勝ちですが、横山投手も好投手らしく良い試合だったと思います。

特に7回裏の1死から5者連続三振を奪ったピッチングは圧巻です。楽天の岩隈投手と似たピッチングフォームで伸びのあるストレートが魅力的でした。

PL学園の応援を聞いていると、夏だなぁとついつい思ってしまいます。

2009年8月 1日 (土)

横浜隼人、甲子園初出場

高校野球は本当に分からないものです。
神奈川県の代表校は、横浜隼人高校に決まりました。

私にとっては意外な学校の初出場です。
2回戦は、厚木東に対して4-3、延長12回サヨナラ勝ち。2年生エースの今岡が先発7回投げての苦戦です。
3回戦は、横浜立野。ここは格下と判断したのか先発は萩原。ところが意外に苦戦し、4-3と辛勝。横浜立野の善戦と呼べるかも知れませんが、こんな試合をしていては甲子園を狙えるチームではないなと私は失礼ながら思っていました。

しかし、4回戦の日大に対してはエース今岡の好投で快勝。そして準々決勝で強豪、横浜を延長の末に撃破。プロ注目の筒香を抑え込んで破りました。ここでも今岡が終盤に横浜打線につかまりかけましたが165球の力投で頑張り、その後、桐光学園を5-1で下して初の決勝進出。
決勝は昨年同様に延長戦となり、桐蔭学園を6-5で破り、見事に春夏を通じて初の甲子園切符を手にしました。

それにしても2年生エースの今岡投手は173センチと小柄ですし、あれよあれよと勝ち進んだ感じで高校生って勢いに乗ると怖いなぁと思いました。

阪神そっくりなユニフォームの横浜隼人高校の甲子園の活躍が楽しみです。阪神ファンが応援してくれないかな。

2009年6月14日 (日)

神奈川県大会組合せ

今年も夏の高校野球の季節が迫ってきました。13日は組み合せ抽選。
横浜高校のブロックは横浜隼人、東海大相模、武相、日大が注目校。筒香選手を擁する横浜が順当ならば5回戦で東海大相模と激突です。

桐光学園のプロックは、藤嶺藤沢、荏田、橘、市川崎が注目校。

横浜創学館のプロックは、向上、三浦学院、湘南学院、綾瀬、法政二が注目校。順当だと3回戦で横浜創学館が綾瀬と対戦です。

横浜商大のプロックは激戦。選抜出場の慶應、川崎北、関東六浦、秋季大会の準優勝の日大藤沢、桐蔭学園と注目校が多い。

さてさて、今年は、どこが甲子園切符を手にするのか。

2009年6月 1日 (月)

大越基さん 

5月28日に日本学生野球協会は、プロ野球ダイエー(現ソフトバンク)に在籍していた大越基氏さんのアマチュア資格を認定しました。

このことは各紙にも取上げられ、朝日新聞の「ひと」のコーナーでも、元ダイエー選手の大越基さんを紹介していました。

記事の中で、大越さんは、伝えたいのは栄光より失敗した経験。
「甲子園には出たいですよ。でも、勝つことが目的じゃない。たくましい人間を育てたい」とコメントしています。

大越さんは仙台育英のエースとして、夏の甲子園で東北勢としては大躍進の決勝進出し、帝京高校に惜しくも延長の末、敗れました。その後、早稲田大に進学するが退学。そして、タダイエーにドラフト1位指名で入団するが、投手としては大成せず、野手に転向。結局レギュラーを手にすることはできませんでした。

しかし、これだけ挫折を味わいながら、乗り越えてきた経験はきっと指導者としては役立つはずです。「たくましい人間を育てたい」という大越さんの第二の人生、頑張って欲しいてです。

 元ダイエー選手念願かなう 西日本新聞
元ダイエー大越氏が今秋にも高校の監督に 日刊スポーツ

2009年3月22日 (日)

誤審騒動

第81回選抜高校野球大会の開幕試合は、倉敷工(岡山)が延長12回11-10と金光大阪を破りましたが、この試合の大詰め9回裏のサヨナラの場面で、誤審騒動が起きてしまったのは、残念。

9回裏、3点を追う倉敷工が同点に追いつき、なおも続いた1死三塁の場面で倉敷工がスクイズを仕掛け、この打球を金光大阪の投手がマウンドを駆けおり捕手にトスして、突っ込んできた走者山形にタッチするが、ランナーと交錯後に球がこぼれていたシーンです。
テレビの画面には、ボールは不完全キャッチでミットに、しっかりと捕球されていないように見え、誤審かとも見える。

このまま倉敷工が敗れてしまえば、後味の悪い結果でしたが、試合は好ゲームで、結果は劇的な延長戦での逆転サヨナラで倉敷工が勝利しました。

審判も大変だとは思いますが9回裏の緊迫した場面での誤審騒動は、やはり問題でしょう。いくら審判が絶対といっても公平なジャッジが前提にあるはずですし、微妙な判断については、観客にジャッジの説明をマイクでしても良かったのではないかと思う。

折角の好ゲームの話題が誤審騒動では、両校ナインが可哀想です。

2009年2月 3日 (火)

選抜 箕島出場おめでとう。

79年の甲子園春夏連覇校、箕島が久しぶりに甲子園に出場します。

秋季和歌山県大会をしぶとく3位決定戦に勝利して近畿大会に駒を進め、1回戦で近江を5-1で下し、天理には7-4で敗れましたが、見事に選抜出場です。

この箕島の選手のプロフィールを見て、思ったのは選手が小柄な点です。
エースの森本投手は身長170cm。捕手の山本選手は166cmと小柄なバッテリー。
どんなピッチングを見せるのか楽しみなバッテリーです。

チーム全体、小柄な選手が多い中で、チームを引っ張るのは、ショートの西畑晃主将。
出場が決まった時のコメントも『決まってうれしい。自分たちの力だけじゃないことを実感している。甲子園はあこがれの場所。つなぐ野球を心掛けて、1試合でも多く試合ができるように、一人一人がレベルアップをして大会に臨みたい。』とチームプレイを強調しています。

スポーツ紙によると、箕島がある有田市は、バブル崩壊後の長引く不況で企業の倒産や規模縮小が相次ぎ、人口は毎年右肩下がりに減り、さらに少子化で生徒数も年々減って「学校生き残りの話も出た」(松下監督)ほどだそうだ。
そして最盛期に部員数110人を誇った箕島野球部も一時15人まで減少し。優秀な人材は智弁和歌山や県外の私立に流れ、甲子園も遠のいた。

そんな中での出場ですから喜びも大きいでしょう。

松下博紀監督は1979年の春夏連覇時、箕島の1年生だったそうですが、私も箕島といえば、やはり同年の星陵との死闘です。
テレビ中継をずっと見ていたのをよく覚えています。
当時のメンバーは、すっかり御馴染みといった感じで、石井投手、嶋田捕手、上野山、上野の二遊間コンビ。私にとってはスター選手でした。

この一戦は、山際淳司さんの『スローカーブを、もう一球』の中の、短編『八月のカクテル光線』に、詳しく書かれています。
是非、お薦めの一冊ですが、この短編の冒頭の1節が、全てを物語っている凄い試合でした。
たったの「一球」が人生を変えてしまうことなんてありうるのだろうか。「一瞬」といいかえてもいい。
それは真夏の出来事だった。


また、あの伝統のユニフォームが帰ってきます。素晴らしい試合を期待しています。


2009年2月 1日 (日)

選抜 習志野高校出場おめでとう

選抜高校野球の関東地区代表として千葉の古豪・習志野高校が久しぶりに甲子園に帰ってきます。
秋季大会では神奈川の慶應に決勝で敗れはしましたが、十分実力は発揮されました。
秋季大会の千葉県大会では、
3回戦  6-1県船橋
準々決  5-1八千代松蔭
準決   2-1市柏
決勝   6-5木更津総合

良く守ったといった感じです。
関東大会は、1回戦で神奈川2位の日大藤沢に4-3の逆転勝利。
準々決勝は、茨城1位の下妻二に8-7で延長11回逆転勝利。
準決勝は高崎商に2-1と全て1点差で勝利。

新チームになって14勝2敗でチーム打率は.329。しかし、本塁打は僅か2本で機動力野球のようです。
習志野高校は67年夏の甲子園で初めて優勝した時のエース、石井好博投手が、8年後の75年夏、今度は母校の監督としても全国制覇。今回はこの石井監督の教え子の監督と部長が選抜出場を決めて話題になりました。

習志野高校といえば掛布さんや、ロッテの福浦選手の母校として有名です。

古豪の活躍に期待したいものです。

2009年1月25日 (日)

選抜 大分上野丘出場おめでとう

昨年は千葉の進学校、安房高校が21世紀枠で出場しましたが、今年は大分県の大分上野丘が選抜高校野球大会の出場が決まりました。
同校の甲子園出場は春夏通じて51年ぶりだそうだ。

新聞の報道によると、指揮をとる釘宮啓彰監督は「進学校で練習時間が少ないという環境が与えられたがハンディと思わず頑張ってきた。これからも自分たちのスタイルを貫き、甲子園に備える」と意気込みを語ったとのこと。

進学校ですから、選手を集めた訳でもなく限られた環境での活躍は素直に拍手したいですし、応援したいものです。

同校の部活動は居残り練習禁止で平日2時間、休日4時間と制限されている中、効率的に練習しないと強くはならなかったはずです。露口主将も「部内でも勉強ができて、野球ができたらすごいなと言っていた。集中力だけは自信がある」と進学校の生徒らしいコメントです。

地区大会の成績を見ると攻撃力は地味ですが、失点が少ないチームだなと印象を受けます。昨秋の九州地区大会の2回戦で準優勝した神村学園高(鹿児島)に2―3と接戦を演じていますから実力は間違いなくあります。

春の注目の一校です。

2008年8月19日 (火)

甲子園が終わる

今年の夏も、甲子園の閉会式が終わると終わったなと、毎年感じます。

今年は大阪桐蔭が常葉学園菊川に17-0と圧勝して終わりました。常葉学園菊川もエースの戸狩投手が完調であればと思いますが、勝負事ですから仕方がありません。

でも戸狩投手の投球は、とても痛々しく思えました。早く治して元の140キロ台のピッチングができるようになることを祈ります。

19日の報知新聞に桑田真澄さんの手記が掲載されていましたが、桑田さんは球児たちに2つの注文を出していました。
1つ目は、感謝する気持ちを大切に。野村監督も『野村ノート』の中で感謝する選手は、良い選手になれると書いてありましたが、感謝する気持ちは、とても大切です。
みんなの応援があってプレーできる訳ですから、一つ一つのプレーを大切にして欲しいものです。
そして、もう一つが、危険だから無意味なヘッドスライディングはやめようと訴えていました。桑田さんらしい記事で、とても印象に残りました。

この大会で私が記憶に残った好ゲームは、
宮崎商-鹿児島実業
横浜-浦和学院かな。

でも、一番は慶應-東海大相模でしょう。本当に凄い試合でした。
あの試合があったからこそ、慶應はベスト8に勝ち進んだのだと思います。

また来年が楽しみです。

2008年8月10日 (日)

宮崎商散る

1回戦を熊本県の城北を撃破して2回戦に進んだ宮崎商は、また九州勢の鹿児島県代表の鹿児島実業と激突しました。

宮崎商は今秋のドラフト注目左腕・赤川克紀投手のワンマンチームだと思っていましたが、鹿児島実業戦を見て、決してワンマンチームではなく、堅実な守備が売りの素晴らしいチームだと思いました。
結果は、今大会初の延長戦、同点で迎えた12回表、2死一、二塁から鹿児島実の1番中尾浩太選手にタイムリーを打たれ勝ち越しを許すと、ガックリきたのか後続にも連打され3失点。赤川投手は12回、178球の熱投は実らなかったが良い試合でした。

特に宮崎商の新留二塁手の守備は、鍛えられているなぁと感心させられました。
赤川投手も延長でも球威が衰えず、スタミナがあることも証明できました。
間違いなくドラフト上位候補でしょう。

宮崎商・赤川は178球実らず/夏の甲子園 日刊スポーツ

2008年7月27日 (日)

凄い試合を有難う

第90回全国高校野球選手権北神奈川大会の決勝戦は、球史に残るような激戦になりました。結果は、慶応が東海大相模を9―6で破り、46年ぶり17回目の夏の甲子園出場を決めたということですが、この試合を見た人は、ただ9-6の試合とは表現できないくらいの好ゲームでした。

個人的には、地元出身の田村君のいる慶應も応援したいですし、毎年あと一歩で優勝を逃している東海大相模も応援したいですし、本当に両校、甲子園に出させてあげたいと思った程です。

この試合で一番、存在感を見せたのは、やはり東海大相模の大田君でしょう。この大舞台で先制本塁打を放ち、チャンスには必ず期待に応える打撃を見せてくれました。

最後は大田自身が登板し、延長13回表に決勝点を福富に三塁打を打たれ、続く山崎にもライトスタンドに運ばれてしまいましたが、その裏の攻撃が始まる前に、ナインを笑顔で励ます姿が印象的でした。

広島から東海大相模に進学し甲子園出場に夢が散った瞬間の涙が、見るものにも辛かったです。
敗れはしましたが、怪物ぶりは十分アピールできたと思います。
将来の日本のプロ野球を担うスター候補であることは間違いありません。

勝った慶應は、東海大相模、桐光学園の分まで頑張って、慶應旋風を巻き起こしてほしいものです。

2008年7月24日 (木)

川崎北散る

注目していた川崎北は準々決勝で桐光学園に7-0で敗れてしまいました。打撃のチームの打線が湿りがちになってしまったのが残念。でも立派な戦績です。

北神奈川は、これで桐光学園、慶應、綾瀬、東海大相模がベスト4進出です。

慶應は田村、只野と好投手を擁し、東海大相模は主砲の大田が連戦連発の高校通算64号を放ち、チームを牽引しています。
各校、タレントが揃っていて面白い。

東海大相模の31年ぶり出場なるか注目したいです。

2008年7月20日 (日)

川崎北旋風だね。

以前、川崎北に注目と書きましたが、鍵となる3回戦でシード校の横浜商大を延長の末に5-3で撃破してしまいました。

川崎北は父子パワーで撃破/北神奈川大会(日刊スポーツ)

佐相真澄監督の長男でチームの4番佐相健斗左翼手(2年)の活躍が報じられていましたが、息子に「父がいたから、絶対に行こうと思った」「高校で父に教わるのが、一番打撃が伸びると思った」と川崎北高校に父がいるから進学したいと言わせる父親である佐相監督は凄いし、さぞ嬉しいことでしょう。
父親を信じるからこそ、言えるセリフでしょう。今後の活躍が楽しみです。

次戦は淵野辺とベスト8を賭けた戦いです。

2008年7月19日 (土)

東海大相模の大田に注目

昨年夏は決勝戦で逆転負けで甲子園切符を逃した、東海大相模を引っ張る大田泰示遊撃手。初戦から4打数3安打と大活躍です。
この試合にはネット裏に9球団18人のスカウトが集結したそうで、ヤクルトの宮本賢治スカウトは「クセがなく、広角に打てる。パワーは随一。プロでもショートを守れたら日本のジーター(ヤンキース)になれますよ」と高評価し、東海大相模の先輩でもある巨人・藤本スカウトも「体が大きいと低めの変化球が苦手な傾向が強いが、彼は対応している。打撃は高校生の域を抜けた」とやはり高く評価。

大田は、中学2年の時、地元に野球教室にきた原辰徳監督に惹かれ、広島から神奈川県の原監督の母校・東海大相模に進学して1年から活躍。

高校通算本塁打も60本となったそうですが、51本目は練習試合で宮崎商の赤川克紀投手から満塁弾を放ったそうでチャンスにも強い点が心強い。
雑誌によると、今は、布団に入って考えることは、甲子園に出ることばかり考えているとのこと。この夏の活躍が楽しみです。

原2世!大田たいしたもん打 3安打3打点…高校野球北神奈川大会
伝統の縦ジマに袖を通した大田の巨体が打席で強烈なオーラを放つ。その姿は32年前、全国に強烈なインパクトを与えた原辰徳をほうふつとさせた。
 初戦は長打を封印し「チーム打撃を心がけた」という。それでも、コンパクトなスイングから放たれた打球はあっという間に外野まで飛んだ。単打3本で3打点。チームを快勝発進に導いた。
 1年秋から4番を打ち続けてきたが、今大会からは3番を打つ。門馬敬治監督(38)は「大田は勝負を避けられるかもしれないから、彼の後ろを厚くしたい」と絶大の信頼を寄せ、3、4番を入れ替えた。
 6月以降の練習試合では18試合で10本塁打を量産。「数はまったく意識しません」というが、高校通算60発はあこがれの原先輩の44発を上回り、星稜・松井秀喜(現ヤンキース)と肩を並べる数字。64発のPL学園・清原(現オリックス)超えも見えてきた。
 高校入学後、体重が約20キロ増え、90キロになったが「理想は100キロ」と更なる増量を目指す。ネット裏には大型遊撃手目当てに9球団18人のスカウトが集結。広島・高山スカウトが「もっと大きくなるよ。栗原(広島)、新井(阪神)タイプ。将来はプロで中軸を打てる」と評価すれば、ヤクルト・宮本スカウトも「日本に数少ない右の大砲。間違いなく1巡目で消える」と絶賛した。
 しかし、5回コールドの完勝にも笑顔はない。「まだ硬いやつもいるし、スキがある」ボール回しがうまくいかなかったため回の合間に「何やってるんだ」とナインをどなる場面もあった。大会前から「スキを見せるな」と言い続けてきた主将には小さなミスも許せなかった
 この夏はマウンドに立つ可能性もある。「キャプテンとしてチームを引っ張るような投球がしたい」と意気込む男が、大車輪の活躍で31年ぶりの夏の甲子園へ向け突き進む。

60発男・大田は“ジーター級”
東海大相模の高校通算60本塁打の大型遊撃手・大田が初戦の新栄戦で4打数3安打3打点の活躍。チームを19安打19得点の5回コールド勝ちに導き、巨人、阪神、ソフトバンクなどバックネット裏に集結した9球団18人のスカウトをうならせた。
 「得点圏で(走者を)還さなきゃいけない仕事なので良かった」。身長1メートル88が胸を張る。初回の右前先制打をはじめ、3安打はいずれもタイムリー。門馬監督は今大会で大田がチャンスで敬遠される可能性を考慮して3番に据えたが、本人は「打順は3番でも“相模の4番”のプライドを持って打席に入ってます」と責任感をにじませた。

 今秋ドラフトの目玉となる大型遊撃手にスカウト陣の視線は熱い。ヤクルト・宮本スカウトはヤンキースの名遊撃手を引き合いに出し高評価。「パワーは随一。プロでもショートを守れたら、ジーターを思わせる素材」。巨人・藤本スカウトも「体が大きいと低めの変化球が苦手な傾向が強いが、彼は対応している。打撃は高校生の域を抜けた」と絶賛した。
 東海大相模は春夏合計14度の甲子園出場を誇るが、夏は77年以来遠ざかり、06年から2年連続で神奈川大会決勝で敗れる悔しさも味わった。大田は「夏切符を手にするためにやるだけです」と主将の顔ものぞかせた。巨人・原監督にあこがれて広島県から入学した大砲は、誇りを胸に31年ぶりの頂点を目指す。

2008年7月12日 (土)

南北神奈川大会開会式

いよいよ高校野球南北神奈川県大会の開会式が、横浜スタジアムで行われました。
北は、東海大相模、慶応、横浜商大、日大、桐蔭学園などなど強豪が、ひしめき、どこが甲子園切符を掴むか楽しみです。
しかし、高校野球の怖さは、一発勝負です。

まさか、開幕カードで相洋が4−3で散るとは。
やっぱり怖い。

2008年7月10日 (木)

甲斐拓哉登場

今年のドラフト会議で注目されている高校生投手の一人、東海大三の甲斐拓哉投手が長野大会2回戦、地球環境戦に登板。新聞報道によると諏訪湖スタジアムのスタンドに集結したスカウトは、メジャーを含む日米12球団23人。
注目度の高さがわかります。

甲斐投手は7/14号の週刊ベースボールの有力100選手カタログにも紹介されていた選手です。同誌の寸評によるとヤクルトの松岡健一投手タイプとのこと。

東海大三・甲斐147キロ!日米12球団スカウト集結…高校野球長野大会 報知新聞

湿度の高い湖畔の風を、甲斐の右腕が切り裂く。諏訪湖スタジアムに集結したスカウトは、マリナーズを含む日米12球団23人。“信濃の剛腕”の内外角に鋭く決まる直球に、地球環境打線のバットは空を切るしかない。先発して6回3安打無失点。「向こうもこっちも死に物狂い。夏は勝った喜びが気持ちいい」8奪三振で甲子園への一歩を踏み出し、笑顔があふれた。湿度の高い湖畔の風を、甲斐の右腕が切り裂く。諏訪湖スタジアムに集結したスカウトは、マリナーズを含む日米12球団23人。“信濃の剛腕”の内外角に鋭く決まる直球に、地球環境打線のバットは空を切るしかない。先発して6回3安打無失点。「向こうもこっちも死に物狂い。夏は勝った喜びが気持ちいい」8奪三振で甲子園への一歩を踏み出し、笑顔があふれた。

巨人・大森スカウトは「1巡目候補の1人。腕がシャープでコンパクトに振れる。高校生ではトップクラス」と絶賛した。

記事の中の“信濃の剛腕”という響きがいいですね。
なんでも、松本南シニアでエースとして活躍。硬式野球の中学日本一を決める05年ジャイアンツカップ優勝して注目を集め、県内外の強豪校から勧誘を受けたが断り、松本南のチームメートの多くが進学した松商学園を蹴って、東海大三を選んだそうだが、甲子園に向けての最大の壁は松商学園でしょう。

いつまでも中学時代の優勝の話で紹介されるのでは本人も不本意でしょうから、この夏の活躍が楽しみです。

甲斐拓哉 /強気の甲斐、母に見守られ夢に 朝日新聞

2008年7月 8日 (火)

怪物候補は

各地で夏の高校野球の地区予選が始まりました。
今年も、どんなスター選手が現れるか楽しみです。

そしてスポーツ紙の見出しも気になるところです。
私が注目した記事は、サンスポの記事。

PL・勧野、聖地への一歩踏み出す/甲子園予選

記事はPL学園で清原和博以来となる1年生4番の勧野甲輝外野手を紹介していました。
名門PL学園で一年でレギュラーで4番を務めるなんて、どんな選手なのかワクワクしますね。

桑田ジュニアが、もしPLに入学していたら、結構、盛り上がったと思うだけに、ちょっと残念。

他にも、岐阜城北・伊藤「球児になれる」阪神スカウト絶賛!…高校野球岐阜大会

プロ注目の好投手。岐阜城北・伊藤準規投手が岐阜大会で、長良との初戦に先発、5回を4安打2失点と好投したとのこと。
今年のドラフトの注目選手だけに、甲子園で、そのピッチングを見てみたいものです。

2008年7月 5日 (土)

川崎北旋風なるか。

7月4日の読売新聞全国版に、「90回目の夏 08甲子園」という特集記事に、神奈川県の川崎北高校が紹介されました。

昨年の秋季大会での活躍で注目を集める高校です。

「打ち勝つ」公立校の挑戦・・・川崎北(北神奈川)

記事では、公立校ならではの。他の部活と共同で使用する狭いグランドなど恵まれない練習環境の中で頑張るナインを紹介しています。

記事を読むと、就任4年目を迎える佐相真澄監督って、凄い人なんだと思いました。

監督は中学の軟式野球部で20年以上指導し、1998年には神奈川・東林中を率いて全国大会3位に輝き。打撃指導に定評があり、「打撃の伝道師」と呼ばれたそうです。
高校でも、各自の悪い癖を見抜き、基本に忠実なフォームを丁寧に指導していると紹介されています。

なるほど、秋季大会でベスト4を賭けた横浜創学館戦は18-8と打撃戦でした。昨年夏もベスト16まで勝ち進み、決勝まで進出した東海大相模に7-3と、接戦でした。

新聞によると国士舘(東東京)や日大藤沢(南神奈川)との練習試合でも勝利。

本番が楽しみです。
ライバルは、東海大相模、慶応、桐光学園といったところでしょう。、しかし、今年は南北に分かれるので、強豪の横浜はいません。

まずは3回戦の横浜商大戦が鍵かな。
同校も、春季大会で東海大相模と接戦を演じただけに強豪です。

とにかく注目のカードでしょう。

中学野球の名将、「私学の野球」で挑む 川崎北(神奈川) 朝日新聞

2008年6月21日 (土)

ドラフト候補、石崎剛投手

145キロ右腕・石崎がドラフト候補急浮上

第90回全国高校野球選手権記念大会の地区予選の抽選が各県で行われていますが、毎年恒例の注目選手がスポーツ紙に取上げられています。

その中で、報知新聞、スポニチで取上げられたのが茨城・三和高校の石崎剛投手。

記事によると、石崎投手はJR古河駅から車で30分の県立三和高校の3年生。
野球部員は、わずか15名のチームだそうだ。

石崎投手自身も野球を本格的に始めたのは三和北中1年からで中学卒業時点では球速も130キロ未満だったこともあり、私立からの誘いもなく自宅から自転車で10分の三和を選んだそうだ。

しかし、同校で、31歳と若い金井光信監督に出会い、トレーニングを積んで体幹し、連日10キロのロードワークで下半身強化した結果、1年夏には135キロをマーク、今春には145キロを計測するまでに成長。
2年夏の茨城大会3回戦では常磐大高の菊地(現楽天)と投げ合った末に敗れたが、昨年秋の境西戦では、速球だけでなく、スライダー、シンカーも駆使して9回22奪三振完投を記録しスカウトに注目された。
この22Kが凄いエピソードとして、同試合では部員が9名しかいなく、レフトが負傷してしまった為、野球経験がないラグビー部員を助っ人として頼んだために外野に打たれてはいけない状況だったとか。

ソフトバンク笹川スカウトは「素材は関東No・1」と絶賛しているそうですが、本人は 「昨年を抜くぐらいの成績を残したい」と謙虚。

組み合わせ抽選ではノーシード。順調に勝ち進むと3回戦でシード校と当りますが常総学院も霞ヶ浦も水戸商もいないブロックですから、クジ運は、まあまあ。

地区大会で、どこまで勝ち進むか注目してみたいです。

2008年4月 7日 (月)

俣野硬式野球場

センバツではスミ1に泣いた慶応高と横浜商高がドリームランド跡地にできた俣野野球場のオープン記念試合で対決。結果は新聞報道によると、7-2で慶応の勝ち。

野球場オープニング式典では、中田宏市長が始球式を行い盛り上がったそうな。

今の実力では慶應の勝利は順当なのですが、Y校には、もうちょっと頑張って欲しいものです。
私はもっと大差で慶應が勝つかなと思っていただけにY校も善戦したと言えるかもしれないけど負けて善戦と言われること自体、寂しい限りです。
宮城投手、三浦投手が活躍した頃がとても懐かしい。

県内最大「俣野硬式野球場」オープン/記念試合で華添え
横浜市内4カ所目の硬式野球場となる俣野公園硬式野球場が6日、同市戸塚区俣野町にオープン。開場を祝って地元の伝統校、横浜商高と慶応高による記念試合が行われ、観客席には立ち見客も出る盛況ぶりだった。
球場は、ドリームランド跡地に完成した公園施設「俣野公園・メモリアルグリーン」内にある。両翼99メートル、中堅122メートルで県内最大。内外野に定員5000人の観客席を備える。
公園にはこのほか、多目的広場や芝生公園などが整備され、6日に全面オープンを迎えた。

2008年3月23日 (日)

安房、甲子園初勝利

第80回センバツ高校野球大会の第1日、1回戦、安房対城北は2-0で安房が見事に、創部108年目で甲子園初勝利を飾りました。

試合は終始、城北が押し気味に展開。安房は毎回のようにピンチを防ぎながらスコアボードに0を重ねていきます。8回も二死一、三塁のピンチ。3塁手の佐藤がファウルフライを追って三塁スタンド際のカメラマン席に全力疾走のままテレビカメラ席に飛び込むなど必死の防戦といった感じでした。

逆に攻撃は城北の村方投手を攻略できず、5回の佐藤の初ヒットまでパーフェクトに抑えられ、唯一のチャンス7回の無死一,二塁のチャンスも牽制で刺されて残ったランナーも併殺で結局3人で攻撃が終わってしまいました。

展開的には、どうみても城北有利の流れです。

そして9回、安房は2死から3連打で2点を先制。その裏のピンチも防いで、劇的な勝利。
お見事です。

この9回の攻撃について、なるほどと思う記事があったので紹介したいと思います。

この一瞬:安房の3番・鈴木が先制点…攻略法 皆で見つけ 毎日新聞

その球を、待っていた。九回2死走者なしで安房の3番・鈴木。6球目、外角へのスライダーを強打すると、打球は遊撃・鶴のグラブをはじいて左前に転がった。「あのスライダーは1打席目に三振したのと同じコース。ただ、村方君の唯一の弱点にも見えた」 

 村方に八回まで3安打に封じ込まれた。「特に変化球が見たことのないレベルで、打てる気がしなかった」(4番・鹿嶋)。しかし、打席に立つ度に鈴木は気付く。「追い込んでから外角へ投げる球がわずかに甘い。回を追うごとにその傾向が高くなる」。ベンチでチームメートに問うと、皆同じ意見だった。

 「コンパクトに打てばヒットになる」と、意思統一したのが九回だった。鈴木に続く鹿嶋の先制適時三塁打も、5番・佐藤の連続的適時打も、すべて外角球。村方は、ぼう然とマウンドに立ち尽くした。勝利へのわずかな糸口を見逃さなかった安房。「甲子園でこんな試合をできるお前らはすごいな」。早川監督は九回の攻撃中、ベンチで思わず声を出してしまったという。そしてこう付け加えた。「初出場初勝利の歴史を作ったこの子たちなら頂点だって夢じゃない」。21世紀枠からまた新たな可能性が生まれた。【倉岡一樹】

あの劣勢の試合の中で、自分たちの見失わずに戦った、安房ナイン。
次の試合も楽しみです。

2008年3月16日 (日)

親子の会話禁止?

パイレーツでメジャー入りを目指す桑田投手の所へ、家族が応援に駆けつけ、その際に東京・桜美林高入学を控えた長男の野球指導したそうです。

そこでちょっと気になるのが、何故、高校球児はプロ野球選手の指導を受けてはいけないのかという点。

スポーツ紙によると、高校球児になれば、親子でもプロの指導は禁止。この滞在中が桑田親子にとって一緒に練習できる最後の機会なのだそうだ。

でも、これっておかしくないか。

例えば学校が金銭を払ってプロ選手にコーチに依頼するというはどうかと思いますが、親子で野球に関するアドバイスを送るのはご法度というのは、何かヘン。

例えば、寿司屋の息子が家で寿司に関するアドバイスを受けてはいけませんといったら、そりゃおかしいと誰でも言うでしょう。

そもそもプロ選手って、いけない存在なのでしょうか。野球をやってお金を手に入れてはいけないことなのでしょうか。
多くのプロ野球選手が子供たちに夢を与えている点は間違いないはずなのに。


桑田、息子に“最後”の指導「打撃はボクが高校のときより上」

2008年3月15日 (土)

春.の選抜

第80回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が決まりました。

注目は、昨春優勝校であり昨秋の明治神宮大会の優勝校でもある常葉学園菊川でしょう。昨年の田中は卒業しましたが、昨年甲子園でも活躍した左腕の戸狩投手は健在です。先日、地元菊川球場で福井工大福井との練習試合に登板し2-3でサヨナラ負けを喫しそうですが本番には、きっちりと仕上げてくるでしょう。実力は間違いなくトップクラスで優勝候補筆頭でしょう。
初戦は九州王者の大分の明豊。チーム打率3割7分8厘の強力打線が売り物のチームだそうで、昨秋の九州地区大会も初制覇しました。初戦から好カードです。

そして菊川と同じブロックに入ったのが横浜。
昨秋の関東大会を制しましたが、明治神宮大会では常葉菊川に決勝で4-5で敗れてしまいました。プロ注目のエース左腕、土屋投手は今月11日に横浜隼人との練習試合に先発し8回を7安打3失点。試合は10-3で快勝しましたが渡辺監督は「土屋はチームの要。もっとコントロールをよくしないと」とまだまだ課題があるようです。機動力のあるチームですし明治神宮大会のリベンジができるか注目です。

神奈川県のもう一校は慶應。力道山の孫として、すっかり有名になった左腕・田村投手。ちょっと肩の具合が心配ですが、いよいよ全国デビューです。しかし、田村投手は慶應大学との合同で行った、高知キャンプ後から左肩の状態が芳しくない様子で心配です。
上田誠監督も「今のチーム状態は最悪。全然気合が入っていない」と話すなど不安材料は一杯ですが、モットーはエンジョイベースボール。本番までに調子を上げればいいし、慶應には、右の只野投手もいます。慶應旋風を期待したいものです。

慶應と同じブロックの沖縄尚学も注目。プロ注目の速球派右腕・東浜投手のピッチングも見てみたいものです。噂では凄い投手らしいですから。

2008年2月17日 (日)

俣野公園野球場

横浜市民には馴染み深い横浜ドリームランドの跡地である横浜市戸塚区俣野町にオープンする「俣野公園野球場」のこけら落としで、4月6日に横浜商高―慶応高の伝統校同士の一戦が行われ当日はスタンドが無料開放されるそうです。
読売新聞の記事によると(Y校VS慶応戦でオープン)

新野球場は、中堅122メートル、両翼99メートルで、横浜スタジアム(中堅118メートル、両翼94メートル)より広く、市内最大級の規模。
内野は土で、外野は天然芝。ナイター照明やスコアボード、屋内ブルペンなどを備える。収容観客数は5000人。
4月に春季高校野球県大会が行われる予定。高校野球や社会人野球の公式戦を誘致していく。ナイター設備の照度不足から、プロ野球の試合は行われない。

と紹介されています。

横浜ドリームランドは、遠足で遊びに行ったりと昔は良く行きましたが、だんだん寂れていき、2002年2月にとうとう閉園。
跡地に何ができるのかなと思っていたら公園になったんですね。

それにしても、好カードですね。慶應は春の選抜甲子園出場直後ですし、横浜商業は地元の伝統校です。
でも、ちょっと心配なのは横浜商の調子です。秋季大会では横浜商らしくない敗退をしていますし、地区大会でもかなり苦戦したようです。
やっぱり神奈川県大会ではY校が活躍しないと盛り上がりません。(特に伊勢佐木町は)

両校とも夏の甲子園を目指して頑張れ!

2008年1月27日 (日)

安房高校も出場

第80回選抜野球大会に21世紀枠として千葉の安房高校が選出されました。

21世紀枠は不利な地理条件や環境面のハンデを克服し高校野球にふさわしい活動を行った高校を選ぶ制度だそうです。
「高校野球にふさわしい」というところが、少し気になりますが、とにかくこの制度で安房が選ばれました。

新聞報道によると南房総地区としては初の甲子園出場だそうだ。卒業生の中には、X JAPANのYOSIKIとTOSHIがいるそうで、学校にはYOSIKIから寄贈されたドラムセットがあるそうです。
創部108年の伝統校で35人の部員は全員が地元の出身。
平日の練習時間は2時間ほどで、全校生徒の9割以上は進学する進学校のようですから、確かに過疎と少子化の中で地元の進学校の活躍となれば、快挙と言えると思います。

秋季大会は、
▽1回戦 安房  6-4  東金
▽2回戦 安房 10-3  千葉商 (七回コールド)
▽3回戦 安房 13-11 松戸六実
▽準々決勝
       安房  9-4  敬愛学園
▽準決勝 安房  5-4  木更津総合
▽決勝   安房  4-10 千葉経大付

【関東大会】
▽1回戦   安房 0-1 霞ケ浦(茨城)

この勝負強さは何?といった感じです。チーム打率は3割に届かず、.291で本塁打も2本と少なく、機動力は、盗塁2ですから出場チームで最低です。

これで勝ってきたのだから、ある意味凄い。
甲子園が楽しみ。もちろん応援は「紅」。

2008年1月26日 (土)

横浜、慶應、選抜甲子園出場

第80回選抜高校野球大会に神奈川勢2校の出場が正式に決まりました。
横浜と慶應。関東大会の成績からすれば文句なしの出場ですから、サプライズは何もありませんが、正式に決まると嬉しいものです。

横浜のエース土屋投手は成瀬2世と騒がれ注目の投手ですが、出身は静岡県ですから今回は慶應の田村投手に注目。

慶應の主力投手の田村投手は地元、本牧・間門小出身。間門小っていうだけで親しみが湧きます。田村投手は力道山の孫としてマスコミの注目も集めています。ハンカチ王子に続くスターとなってくれたらなぁと思います。

野球に関しては最近、早稲田に押され気味の慶應。今年は150周年の慶応義塾大。高校開設から60年という節目の年だそうで、何となく期待してしまいますね。

只野尚彦投手との2枚看板で旋風を巻き起こすかな。

2007年11月12日 (月)

横浜強い

秋季関東大会で慶應を下した横浜が第38回明治神宮野球大会に出場。準々決勝で東京の関東一に14―2の7回コールドゲームと大勝し、準決勝に進みました。

この試合だけで判断すると千葉経大付は横浜に敗れはしましたが、かなり強かったのかもしれません。組み合わせの運ってありますね。

次は、東北と駒大岩見沢の勝者と対戦です。

同日、大学の部では八戸大の横浜高校出身の桜田投手が6安打完封。
新聞によると「自分が打たれて情けない負けをしていた。思い切り打者に向かっていった」とコメントしたそうです。桜田投手が横浜で3年生だった年は桐光学園が甲子園切符を掴んだ年ですね。成瀬投手、涌井投手の後輩として頑張れ。

神宮は横浜旋風だったようです。

2007年10月31日 (水)

神奈川県勢同士の決勝

高校野球秋季関東大会決勝は横浜対慶應に。また両校の対決。
これで両校とも選抜甲子園は当確でしょう。

2007年10月28日 (日)

神奈川県勢は初戦突破

高校野球秋季大会の関東大会がいよいよ開幕。

初戦は横浜が山梨の日本航空を相手に8-0のコールド勝ち。土屋投手は完封です。
慶應も田村投手が完投して6-1で常磐を下しました。

次は横浜が千葉1位の千葉経大付。慶應が宇都宮南。特に千葉経大付は投手陣がしっかりしているだけに怖いチームです。

2校とも甲子園目指して頑張って欲しいものです。

また、本日の早慶戦では川和校出身の加藤投手が見事に延長戦まで一人で投げ抜き勝利。東京6大学も大混戦で面白い!

2007年10月12日 (金)

関東大会出場は横浜と慶應

秋季高校野球神奈川県大会を制したのは横浜。準優勝は慶應でした。
決勝戦は、おまけみたいなものですが、8回までは接戦で良いゲームでした。両校の関東大会での活躍を期待したいところです。

また個人的には川崎北の健闘ぶりを称えたいと思いますし来年の夏の大会に川崎北旋風を巻き起こして欲しいものです。

さてさて抽選が楽しみです。

と思っていたら、1回戦は横浜が日本航空。慶應が常磐と決まりました。

2007年9月25日 (火)

4強出そろう

神奈川県高校野球秋季大会は、ベスト4が決まりました。
22日は保土ケ谷球場で慶応-日大藤沢、川崎北-横浜創学館の準々決勝2試合が行われ慶応が日大藤沢に7-0のコールド勝ちで圧勝。川崎北も初の4強進出を決めました。

 慶応は初回に1死2、3塁から4番鈴木裕司(2年)が日藤のセンターのまずい守備もあり、センターオーバーの2点三塁打を放って先制。右腕只野尚彦(2年)も日藤の攻撃を要所で併殺で討ち取り、7回を4安打無失点と好投7回コールドで快勝です。

 川崎北と横浜創学館は打撃戦。川崎北が常に試合を優位に運びますが、5回裏に12-2から5点取られ12-7になった時は焦ったことでしょう。
でも、最近の川崎北は強い。もう公立の無名校とは言えない活躍です。夏もベスト16まで勝ち進み、決勝まで進出した東海大相模に7-3で敗れてしまいましたが、今回のベスト4入りもフロックではありません。川崎北は22安打18得点と打線が大爆発。3回戦の桐蔭学園戦、4回戦の平塚学園戦とも失点は1ですから、投手陣も悪い訳ではないでしょう。桐蔭の土屋監督辞任の要因となった桐蔭学園戦の圧勝劇もあるように打撃力は凄い。慶應の投手陣との対決が見物です。

23日は武相-相洋、横浜-東海大相模の残りの準々決勝2試合が行われ、相洋が8年ぶり、横浜が2年ぶりの準決勝進出を決めました。

 相洋は、毎試合4~5点しか得点出来ていませんが良く守っているという印象です。今回も5-4と接戦を制して勝利です。武相は、いつもあと一歩で負けてしまいますね。相洋といえば82年に桐蔭学園にコールド勝ちし、それを機に桐蔭は土屋監督が就任した記憶がありますが、土屋監督が辞任した大会で相洋が活躍するのも何かの縁か。

 横浜は先発の左腕土屋健二(2年)が5安打13奪三振で完封。夏の神奈川大会準決勝で、後味の悪い負け方で敗れた東海大相模に3─0にリベンジできました。

 第8日は29日に同球場で慶応-川崎北、相洋-横浜の準決勝2試合。決勝に進出した2校は、10月27日から栃木県宇都宮市の清原球場などで行われる関東大会への出場権を獲得します。さて、どこが切符を手にいれるか。
http://www.kanaloco.jp/sportsnews/entry/entryxiisep070949/
http://www.kanaloco.jp/sportsnews/entry/entryxiisep070953/

2007年9月18日 (火)

2007高校野球秋季大会神奈川予選

2007年の神奈川県秋季大会もベスト8が決まりました。
22日からは、準々決勝です。
慶應-日大藤沢  川崎北-横浜創学館
23日は
武相-相洋 横浜-東海大相模

慶應-日大藤沢と横浜-東海大相模は、屈指の好カードですねぇ。

慶應には力道山の孫、好投手田村がいます。地区プロックでは日大を3-1で破り、秋季大会3回戦に強豪藤嶺藤沢に9-1で圧勝。4回戦は慶應藤沢に2-1と苦戦しますが安定しています。
一方、日大藤沢は、3回戦の橘に対して6-5の接戦を制し、続く4回戦も百合丘に3-2と接戦で辛勝しています。でも1点差でも勝つところはさすが。慶應戦も一点を争うゲームになれば、分りません。

そして横浜-東海大相模
こちらは、夏の振り逃げ事件を残した因縁のカードです。
どちらも神奈川では人気校ですから、準々決勝での対戦は惜しい。

東海大相模は4回戦の厚木北を18-0と大勝。好調です。
横浜も夏の覇者・桐光学園を7-0(7回コールド)と圧勝。
本当にどちらが勝つか分りません。

結果が楽しみな来週です。

2007年8月23日 (木)

百崎監督

第89回全国高校野球選手権大会は佐賀北高校の劇的な勝利で幕を閉じ、翌日の一般紙の「ひと」には百崎敏克監督が各紙とも取上げていました。

私が百崎さんて凄いなと思ったのは、「心のキャッチボール」として監督に就任して以来、生徒と交換日誌をやりとりしている点です。
たくさんの生徒を相手に真摯に日誌を書くのは大変な事だと思います。
生徒にとっては、多分、一生の思い出になるでしょうし、宝物になることだと思います。

そして、何事にもマイナス思考は駄目が持論だそうで、サヨナラ勝ちした帝京戦でも、じゃんけんで負けて、やむなく後攻になった時もマイナス思考にならず、「甲子園でやっていないのはサヨナラ勝ちだけだ」と生徒たちを鼓舞したそうです。

わかっていても、なかなか難しいことですよね。私も見習いたいと思います。

2007年8月12日 (日)

桜井高校

11日の甲子園第3試合に登場した富山代表桜井高校。
甲子園に17年ぶり4回目の出場ですが、私には初耳の学校です。ユニフォームも胸に桜井と漢字で書かれ、地味なユニフォームです。

NHKのアナウンサーがベンチ入り18人中11人が桜井中学出身ということに興味を抱きました。私立なら中高一貫で、珍しい話でもないですが桜井高校は県立高校です。
先発9人中7人が同じ中学ということは、彼らの中学時代からの野球の総決算が甲子園という全国の球児の憧れの場を得たのですから、ついつい注目して見てしまいました。

結果はエースが足のアクシデントで2年生の控え投手が登板し延長の末に敗れてしまいましたが、白熱した試合でした。

地元で育った子たちが、地元に揃って進学して甲子園に。特待生問題に揺れた今大会で純血チームの存在も面白いものです。

でも、この桜井高校の甲子園出場には、もう一つのドラマが富山大会の決勝にありました。

桜井中出身の富山商・池田祥 「ライバル」また「仲間」に

桜井高校のメンバーは桜井中時代、全国中学選手権で準優勝の快挙をともに成し遂げ、高校進学時は、ほとんどの選手が桜井高を選ぶ中、エースだった池田投手だけは富山商の澤田利浩監督に憧れて同校に進学しました。

多分、甲子園に出場が遠ざかっている桜井高校より指導力に定評がある伝統校の富山商の方が、甲子園に出場できる確率が高いと考えたのでしょう。
ひとり、仲間と別れるのは勇気が必要だったでしょう。でも自分の意思で富山商に進学したのであれば、それはそれで凄く立派だと思います。

そして、運命の悪戯か、決勝は池田投手の富山商と桜井高校の対決。本当にドラマみたいな話ですよね。

 

2007年7月29日 (日)

横浜らしくない。

第89回全国高校野球選手権神奈川大会も大詰め、準決勝は横浜-東海大相模の好カード。その結末は、意外なプレーでの決着でした。
4回表。東海大相模が3点を先制し、2死一、三塁で打席にはエース右腕・菅野が入った。カウント2―2から横浜・落司雄紀は、外角にワンバウンドのスライダーを投球。菅野はハーフスイング。一塁塁審は「スイング」を宣告を確認して、主審も空振りを宣言。
 横浜ナインはチェンジを確信してベンチへ、その中を戸惑いながら菅野が走って走って無人のグランドを駆け抜けました。
 円陣を組む横浜ナインは、呆然。審判に横浜・渡辺監督が抗議していましたが得点は認められました。

映像を見た感じでは、横浜の捕手・小田太平がワンバウンドで捕球し、菅野にタッチしたようには見えませんでした。

試合巧者の横浜が、こんな、横浜らしくないプレーで敗れるとは思いませんでした。
一年生キャッチャーの小田も、多分、人生で忘れられないプレーになってしまったのかと思うと、可哀想な気もします。でも、キャッチャーだけの責任ではなく投手、一塁手にも責任はあるのですから、今後も頑張って甲子園を目指して欲しいものです。

2007年7月20日 (金)

東海大相模は凄い

白熱する全国高校野球神奈川大会、話題の吉田島農林高校は横浜隼人に惜しくも敗れてしまいましたが、横浜隼人は春季大会でも活躍した高校ですから大健闘でしょう。

さて、東海大相模は岩戸を11-1でコールド勝ちしたニュースがスポーツ紙に報じられていました。注目は、何と言っても巨人・原辰徳監督の甥、最速148キロ右腕・菅野智之でしょう。

 この試合では「内容は良くなかった。まっすぐも走っていなかった」と反省ばかりが口をついたそうで球速も自己最速に10キロも及ばないMAX138キロだったそうです。
ちょっと重心が高いフォームが欠点と言われていますが、ネット裏から7球団のスカウトが集結したのですから、やはり大物です。
巨人・中村スカウトは「スライダーのキレはいい。高校生じゃちょっと打てないよ」と評価したと報じられていますから秋のドラフトが楽しみです。
ネット裏の最前列では、おじいちゃんの貢さん(東海大総監督)もいたそうです。

 そして、東海大相模が凄いのはプロ野球選手2世が多いこと。
報知新聞によれば、元大洋の長谷川国利さん(現巨人スカウト)の二男・隼也(3年)が左越え2ラン、元巨人の角盈男さん(現野球解説者)の二男・晃多(2年)も2安打2打点、元ヤクルト・秦真司さん(現野球解説者)の長男・夢有希(2年)は途中から出場した。
これだけ2世が集まるチームも珍しいのでは、ないでしょうか。父母会がオールスターみたいですね。

一方、春季大会を優勝した慶応は、桜丘に大苦戦。こちらの注目は力道山の孫。長身左腕の田村圭投手でしょう。この日、慶応は4-3で勝ちましたが田村投手は、3回途中から登板し、6回1/3を2安打無失点8奪三振の好救援しました。

他にも、横浜商業が法政二を接戦で下したり、早くも強豪校同士の対決があったりと面白い神奈川大会。優勝はどこかな。

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2007年7月14日 (土)

新生・専大北上 初戦突破

西武の裏金問題により派生した特待生問題の原点となった専大北上が苦戦の末に初戦突破しました。

全国の特待生の中でも、一番辛い思いをしてきた現役野球部員。

練習試合も満足にできず、厳しい戦いでしょうけど、プレーできる喜びを噛み締めて、精一杯頑張ってください。

専大北上出直し1勝!悪夢に“サヨナラ”…高校野球選手権岩手大会(報知新聞)

専大北上 サヨナラからの再出発(スポニチ)

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2007年7月 8日 (日)

女性監督デビュー

全国一の激戦区、第八十九回全国高校野球選手権神奈川大会で女性監督が”デビュー”するそうです。

高校野球の女性監督は、以前、千葉の多古高校が小原満里子監督が監督デビューして平成14年に1勝しています。小原監督は、日体大ソフトボール部で活躍した名選手だそうで、ソフト界では実績を残してきた監督です。
たまたま多古の試合が千葉テレビで中継されていて指揮を執る小原監督を見た事があるのですが、貫禄があり堂々の采配し選手に気合を入れていました。

今回、神奈川大会でデビューするのは吉田島農林高校の伊澤里江監督(23)。12日に市ケ尾高校戦がデビューです。伊澤監督は「攻撃的な野球を見せたい」とコメントしているそうです。

 でも、伊澤監督のプロフィールは多古高校の小原監督とは、イメージが異なるようで、重なっているのはソフト出身というだけ。
23歳と若く、身長も155センチと小柄。なんでも 「野球少女」だったらしく、秦野北中学では主に遊撃手として公式戦にも出たそうです。その後は向上高校、相模女子大ソフト部に進んだ経歴の持ち主だそうだ。
 そして、弟の圭祐さん(3年)が吉田島農林高野球部に入部したこともあり、05年からコーチとして練習を手伝い、昨年11月に前監督が退任したことから監督に就任したとのこと。
 

私は、てっきり同校の教諭に着任して、野球部の顧問が人事異動か何かで、空白になり就任したのかと思ったら、コーチから昇格したんですね。
きっと生徒からも信頼されていたんでしょうね。

偉いのは社会人として勤務を終えた後にグランドに向かうこと。多分、監督自身、勤務先では新人で慣れない環境にあるのに、監督を引き受けたのですから立派です。


「おおきく振りかぶって」のモモカンみたいな活躍を期待しちゃいます。

初の女性監督がデビュー/全国高校野球選手権神奈川大会

ちなみに毎日のチーム寸表には、
主戦・井上は制球力に優れ、直球と変化球を織り交ぜて打ち取る。主将・林と遊撃・関の三遊間が内野の要。打線は下位でも巧みに得点できる。
とありました。

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2007年7月 7日 (土)

大阪桐蔭を倒すのは

今秋の高校生ドラフトの超目玉・中田翔率いる大阪桐蔭。
中田君は5日の練習試合で高校史上最多の通算87本塁打を記録し、この夏、一番の注目選手でしょう。

7日に、京セラドームで開会式リハーサルが行われたそうで、中田の手にしていた優勝旗が、老朽化のために折れるハプニングにも見舞われたとスポニチで報じられていました。

大阪桐蔭は14日に初戦(四条畷北戦)を迎えます。
(優勝旗が折れたのはちょっと不吉な感じですが。)

スポーツ新聞では、中田一色ですが、大阪桐蔭は中田一人のチームでないところが凄いです。
1番打者は主将の丸山。タレント軍団を引っ張る遊撃手です。
センターの生島は、日ハムの坪井みたいなフォームで、いかにも俊足といった感じで一発もあります。
捕手の岡田も小柄ですが強肩です。
中田の後ろに控える5番の堀拓真は秋季大会で.442の高打率をマークする好打者です。

今年の大阪桐蔭の打撃陣はタレント揃い。問題は投手力と見ていますが、激戦地・大阪を勝ち抜いて、3年連続甲子園出場の偉業達成なるか注目したいところです。

でも一発勝負の高校野球。守備力が高くて投手力のあるチームとの対戦に意外な落とし穴が待っている可能性もあります。中田君の「ここ一番」で打つかどうかも見どころの一つでしょう。

さてさて、このメンバーから秋のドラフトに何名指名されるか楽しみです。

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2007年7月 6日 (金)

第三者機関の委員決定

高野連は3日、特待生問題や日本学生野球憲章13条の見直しについて諮問する「特待生問題有識者会議」の委員15人を発表しました。

 選ばれた委員は、私立の校長や、スポーツキャスターの栗山英樹氏、元ソフトボール五輪日本代表監督の宇津木妙子氏、日本私立中学高等学校連合会の田村哲夫会長、早大前総長の奥島孝康氏、元慶大野球部監督の後藤寿彦氏、元バレーボール選手でスポーツキャスターのヨーコ・ゼッターランド氏、写真家の浅井慎平氏、元東京地検特捜部検事の堀田力氏らが選ばれたとのこと。

 高野連の脇村春夫会長は、人選について「できるだけ偏らないよう配慮した」とコメント。

会議は10月上旬までに提言をまとめる予定で第1回会議は9日に開催されるとのこと。

これだけのメンバーを集めたのだから、実りある議論を期待します。
また、この会議の討論内容は公開されるのか 興味深いものがあります。
とにかく、現在の曖昧な基準では、特待生=悪 といった感じになってしまいますので、皆が納得できる明確な基準を作りに努力して欲しい。但し、明確でも、不合理なルールは勘弁です。

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特待生問題の有識者会議委員、元ヤクルトの栗山氏ら15人(読売新聞)

2007年6月30日 (土)

特待生 マスコミ代理戦争か。

高野連は26日、臨時全国理事会と第2回特待生問題私学検討部会を開き、来春の新入生募集に向けた確認事項を決め、中学生の勧誘は中学校の進路指導の一環としてルールに基づいて行うことや、第三者による仲介の禁止、寮費減免の原則禁止などを決めたと報じられました。
特待生問題の依然、関心は高いようで、このことが27日各紙に大きく報じられています。

各紙の報道を見てみると、朝日新聞の社説。
朝日は、社説の中で、私たちはこれまで社説で、「特待生をすべて否定するのではなく、行きすぎを防ぐ方法を考えた方がいい」と主張し、第三者機関をつくって幅広く意見を聴くことを提案してきた。
と主張しています。確かに全てを否定したのが混乱の原因です。、最後に、ブローカー問題に触れながら、
そもそも特待生制度を考えるには、学校教育の中でスポーツや芸術活動をどう評価し、位置づけるかまで論議する必要がある。「一芸」をどのように伸ばし、ほかの授業とのバランスをどう取っていくか。論議は広くならざるをえまい。
 もとはといえば、特待生問題が表面化したのは、西武球団の新人発掘をめぐる裏金がきっかけだった。特待生制度が悪用され、ゆがみが生まれる背景のひとつには、プロが中学生や高校生のときから優秀な選手に目をつけ、スカウト活動をしていることがある。


と最後は、なぜかプロ野球が悪者にされてしまっている。当初のこの事件の発端となった専大北上問題当時の高校野球が被害者論に戻ったような意見に感じました。

続いて毎日新聞の社説は、全体的に大人しく、
野球は、フェアプレーの精神や「仲間や相手を思いやる気持ち」など、教育的な効果を期待できるスポーツであることも忘れてはならない。野球の持つ特性を教育の中で生かすことができる特待制度を関係者が総がかりで作り上げていく必要がある。

 特待生問題に対する国民の関心の強さは、そのまま高校野球に対する期待の大きさでもある。甲子園から巣立った野球のスター選手がさまざまな場で日本人を元気付けてくれている現実も忘れてはなるまい。高校野球をより愛されるものに育て上げるため、災いを福に転じる好機と考えたい。
と結び、教育的効果を訴えているのが特徴的です。また滝口隆司記者が記事の中で、野球を通じてどんな人間を育てるかという「教育論」の議論が必要と述べていますが、何も野球だけで論じるのでなく、スポーツを通じて論じるべきでないのかと、私は思いました。どうも、まだ野球だけは特別という意識があるようにも感じます。でも、「特待生問題に対する国民の関心の強さは、そのまま高校野球に対する期待の大きさでもある。」という点は、同感です。

産経新聞は、次の通り。
産経新聞の社説。産経新聞 ・特待生の行方

問題噴出から2カ月以上たつ。多くの声が特待制度は存在してしかるべきとするなかで、日本高等学校野球連盟(高野連)は今回、将来に向けた方向性だけでも示すべきだった。それすらできなかったところに、この組織の当事者能力の欠如を見た思いだ。
 高野連の脇村春夫会長は有識者会議について、「憲章見直しを前提としたものではない」と言い切る。内部には依然、憲章を順守し、特待制度は解釈によって可能たらしめればよいとの声もあると聞く。だが、考えてもみてほしい。その解釈の受け止め方にさまざまあったからこそ、問題がここまで紛糾したのではなかったのか。


と高野連を批判した内容です。先ほどの、朝日・毎日の姿勢より高野連に対して厳しいものです。朝日、毎日は、この問題をめぐって8000人近い球児に「憲章違反」の烙印(らくいん)を押して約1カ月間の対外試合出場自粛を求め、当該校の野球部長にも謹慎を強いた高野連に対して意見が弱い気がします。

そして読売。特待生制度 高野連の体質・機構も改革せよ(6月28日付・読売社説)
現在の状況は、統一基準もない曖昧(あいまい)なものになっている。一度は制度の「根絶」を決めた高野連だが、社会の批判を浴びると一転、「救済措置」を打ち出した。その際に、具体的な特待生の救済方法や救済対象などについては事実上、判断を各高校に“丸投げ”したためだ。
 生徒募集に当たって、高校と球児の双方に、特待生制度への誤解が生じないよう、高野連は丁寧な説明が必要だ。

基本的には産経と似た主張です。読売は一面で報じており、かなりの紙面を割いてこの問題を報じていました。

4紙を読んで思ったのは、高校野球を運営する朝日・毎日連合VSプロ球団を運営する読売・産経連合といった感じでしょうか。

兎に角、第三者機関のメンバーがどうなるかが注目です。

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2007年6月23日 (土)

第三者機関って?

高野連の脇村春夫会長は自民党の小委員会でも、特待生制度について突っ込まれ、遂に、22日に野球部特待制度を禁止する日本学生野球憲章第13条を、有識者による第三者機関を発足させて憲章見直しを検討すると表明したそうです。

これまで、あれだけ高飛車な態度だった高野連も、これだけ世間に非難されると苦しいのでしょう。
元をただせば、西武の裏金問題からドラフト問題に波及して、ここまでは高野連は被害者としてプロ野球側に、抗議していました。そして、なぜか特待制度に飛び火して、この大混乱です。
新聞の報道によると、脇村会長は「以前、わたしは憲章13条は見直さないと言っていたが、今はそうではない。」「ただ憲章の見直しはわたし自身が決めるのではなく、第三者による会議で検討していただく」と発言したそうですから、かなり弱気発言です。

そして第三者機関は26日に全国理事会の承認を得て正式に発表されます。

ところで、この第三者機関って、一体どのような人が就任するのでしょうか。

高野連の幹部は、朝日、毎日のOBの方が多いと言いますし、また公立校出身者が大勢を占めているという記事を読んだ記憶があります。
第三者と言いつつ、形式だけの機関を作った所で、意味がありません。

読売新聞によると、私立高校側は脇村会長の方針を前向きに受け止めながらも、高野連が進める第三者機関のメンバーの人選については「公正な立場で選ぶことが重要」といった注文を出したそうです。

さて、どのようなメンバーが選ばれるのか、注目です。

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2007年6月21日 (木)

特待生問題も参院選対策?

自民党の高校野球特待生制度問題小委員会の会合が、自民党本部で開かれ提言をまとめたと読売新聞が報じています。

特待生制度、公正な運用図り容認を…自民が提言

記事によると、
1.野球部員に対する特待生制度は、公平・公正で節度あるものとした上で容認
2.日本高校野球連盟(高野連)は第三者機関を設置するなどし透明性の高い組織作り

また、「中・長期的に取り組む課題」として、
1.野球部員を理由にした特待生制度を認めていない日本学生野球憲章の見直し
2.甲子園大会でのチーム内の県外出身枠のルール化の検討
3.高野連の組織の在り方
4.プロ・アマを通じた野球関係団体の話し合いの場の設立の検討

小委員会は、この提言を22日に自民党本部で高野連の脇村春夫会長を呼び手渡す予定とのこと。

さて独善的な感の強い、高野連がどうコメントするか興味深いものがありますが、この時期に自民党が行動すると選挙対策のパフォーマンスとも感じられ、気分は複雑です。

とにかく、子供たちの事を第一に考えて、特待生=犯罪者的な見方は是正して欲しいと思います。
さてさて、この問題は、最終的にどう決着するのかな。

2007年6月10日 (日)

第89回全国高校野球神奈川大会

特待生問題で揺れた高校野球ですが、もうすぐ夏の大会が始まります。
全国一の激戦区、神奈川大会も6/9に組合せ抽選が行われました。
Aシードは、横浜、慶応、日大藤沢、横浜創学館。
Bシードは、横浜商大、立花学園、東海大相模、鎌倉学園

注目は春季大会で47年ぶりに優勝した慶応。
慶応は春季大会決勝で選抜出場の日大藤沢を撃破して見事に優勝。
大会途中に特待生問題の影響で、横浜が出場辞退して、スッキリしない感じはしますが、関東大会でもベスト4まで勝ち進んでいますしフロックではないでしょう。
エースの田村圭をはじめ2年生が多いチームですが、捕手の伊場竜太主将を中心にまとまったチームです。

次に、ご存知、横浜。
投手力は浦川綾人、落司雄紀の二人を擁し、ドラフトの目玉、高濱卓也内野手もいます。
多分、優勝候補筆頭でしょう。

横浜創学館には、エース佐藤翔太郎を中心に初出場を目指しています。佐藤投手はスポニチにも紹介される注目の投手です。横浜創学館が旧横浜商工とは知りませんでした。

Bシードの東海大相模にも注目。
春季大会では横浜に敗れたものの互角の戦いぶりでした。
東海大相模は意外にも夏の甲子園は、原辰徳フィーバーで湧いた77年を最後に出場から遠ざかっています。この間、試合中の監督によるビンタ事件で出場辞退したり、いろいろありました。今年は、原さんの妹さんの息子、菅野智之投手がエースとして登場します。サンスポによると球速もMAX139キロから148キロまで“進化”したとのこと。

ほかにも古豪の横浜商、桐蔭学園、桐光学園など強豪が多い、神奈川。
どこが優勝するか楽しみです。

2007年6月 8日 (金)

特待生問題は、まだまだ続く

元々、西武の裏金問題から始まり、なぜか、一般の高校生球児の多くを巻き込む形になった特待生問題。

新聞各紙の報道によると7日に高野連の脇村春夫会長、都内で開かれた自民党の「高校野球特待制度問題小委員会」に出席、特待制度問題の経緯などを説明したそうです。
その席で、
「野球だけ高野連として独立していなければならない理由は何なのか」
「会長はもっと頭を柔らかくすべきだ」
「高野連は大会の運営だけに専念すればいい」
といった発言が出たそうである。(報知新聞)

国会議員の追求で責任問題にまで発展。辞任要求も出されたそうで脇村会長は「進退は(11月末に開かれる予定の)次回の評議員会で諮りたい」とコメントしたとのこと。

でも記事によると
同会長は5月に再任されたばかりで、「特待生問題を解決することが会長の仕事」と続投に強い意欲を示しており、評議員会で退陣を求める声はほとんど出ないとみられ、辞任の可能性は低そうだ。

特待生問題の解決って、どうやって解決するのか、疑問。

最近まで、読売新聞が特待生問題を、生徒が被害者という路線で報じていました。
朝日も特待生問題について、報じていたが、私立の学校は強い生徒を集めてフェアじゃないといった感じの主張に感じました。
特待生といっても、プロを目指す子から普通の子まで、幅広くいるわけですから、何が問題で、何が問題でないのか、よく検討して欲しいものです。

2007年5月19日 (土)

専大北上、再加盟申請

今般の特待生問題の震源地である専大北上の硬式野球部が、スポーツ紙の報道によると再加盟の申請をするそうです。

再加盟がされることは良いことだと思いますが、今回の騒動は、高野連が単に夏の大会前に、特待生を悪者にして、問題解決しようとしただけで、本当に問題解決をしようという意思が感じられない気がする。

産経新聞では、高野連の田名部和裕参事が「夏の大会への参加を目指してもらうというのは、当初から言っていたこと。条件が整っているか確認したい」と前向きな姿勢を示したことに対して、形式だけの“みそぎ”には異論も出そうだと報じている。

問題は特待生ではなく、選手確保の際に暗躍するプローカーの存在ではないでしょうか。一度、野球留学の問題にしても、何か悪いのか、形式的な論議でなく、現実的な議論をして欲しいと思います。

一応、日本高野連は6月下旬をめどに日本学生野球憲章に違反しない特待制度の基準をまとめるとしていますが、今後の推移を見守りたい。

2007年5月 5日 (土)

特待生問題、解決への一歩

日々、反響の大きくなる特待生問題。マスコミの論調もだんだん定まってきた感があります。

各紙の社説で取上げられるのだから、もはや社会問題でしょう。

北海道新聞5/4付の社説では
『高野連は、学業や経済的な事情などの理由があれば、憲章違反にならないとの立場だ。しかしセーフとアウトの線引きをあいまいにしたまま放置してきたことが、問題を複雑化させた。 高野連は憲章は変更しないものの、基準づくりを進めるという。抜け道を防ぐ上でも、透明性の高いルールとしなければならない。』
と主張しています。

産経新聞5/2付の社説では
『「汗と涙」の美名の裏に隠れた負の要因に目をつぶり続けたのは、高野連ではなかったか。』とこれまでの高野連の姿勢を批判し、
『特待制度での問題点は制度の拡大解釈と誤った運用にある。根絶すべきはプロ球団とアマ選手の間でうごめく人物だ。たとえ「甲子園」に支障がでようと徹底的に調査し、ほかのスポーツにも好影響を与えるような新たな制度構築を期すべきだろう。でないと、再び独善の謗(そし)りは免れまい。』と結んでいる。

高野連もようやく、軟化の兆しを見せ、新聞各紙の報道によると5月3日の会見で、田名部和裕参事は違反申告校が384校に上った感想を求められ「名簿を見ながら、かつて甲子園を沸かせたチームの選手たちの顔が浮かんできた。きのうは寝られなかった。我々と加盟校のコミュニケーション不足を感じ、不十分だったと改めて思った」と涙ながらにコメントしたようである。

報知新聞のサイトによると「高野連、軟化 明確な基準作りへ「私学部会」設置」という見出しで
『私立高の申告が375校で、高野連に加盟する私立773校の約半数に当たることから、私学関係者の分析と提言を求める機関として、特待生問題検討私学部会を設置することを決定。第1回の会合は24日に開催され、11月下旬の評議員会までに提言をまとめる。
 日本学生野球憲章は、あくまで不変としながらも「硬直した考え方ではいけない。これまで明確な基準を作ってこなかったので、これなら抵触しないという基準を出してもらい、いかに的確に運用していくか、高野連の責任においてやっていく」と、初めて柔軟な姿勢を見せた同参事。高校球界浄化を目指す取り組みが、新たな段階に進み始めた。』

と報じられています。

現実に即した柔軟な姿勢で公正なルールを作って欲しいものですし、何が問題であるか基準作りをしっかりやって欲しいと思います。
生徒にも責任があるなどと他人行儀な発言する方ににも、責任があるのではと、個人的には思いますが果たして、どうなることやら。

2007年4月24日 (火)

特待生について考える

3月に私は、このプログに、こういう書き込みをしました。
「今回の西武の事件を見ると、早稲田の選手は中学時代から西武と繋がりがあり、西武の紹介で関西から岩手の専大北上に入学したと記事にあるが、高校野球の他県への留学だって、今回の裏金と同じような構図にあるのではないか。
北海道や東北の高校なのに出身は関西という選手が珍しくないのも事実。
高野連もプロ野球を非難するばかりでなく、野球留学の問題も考えた方が良いのではないか。」

結果的に、高野連が出した結論は、野球部を対象とした特待生は認めないというもので、出場停止を含めた、厳しい沙汰でした。
これまでも特待生制度の存在などは、門外漢の私だって容易に想像ができる問題を高野連が放置していたことに対しての反省とか、誰かが混乱の責任を取って辞任するという声は聞かれません。
処分ありきでなく、より現実的で建設的な議論はできないものなのでしょうか。

24日付の日経のスポーツ欄に小林至氏のコラムが掲載されていましたが、なるほどと感心する内容の記事でした。

小林氏は「才能をどう支援する」というテーマで主張しています。
『スポーツは才能に恵まれた子供を早期に発掘し、プロのコーチによる高度な技能教育を継続的に施すことが何にも増して重要な世界である』と述べています。

確かに、野球の強い有名私立高校には、指導者として優れた名物監督が多く存在して卒業しても恩師として、尊敬されている高校野球の監督も多く存在します。
才能のある子供であれば、経済的に苦しくても、優れた指導者の下で練習させてあげたいものです。

小林氏は最後にこう述べています。
『いま、野球界に必要なのはプロとアマの区分を明確にすることではなく、一体となってヒト・モノ・カネを呼び込むためにはどうするのかを考え、速やかに行動に移すことである』

確かに、アマ=健全という、考えは少しステレオタイプな考えなような気がします。

乱暴な主張ですが、今回の西武の裏金も裏金ではなく、オープンに奨学金として有能な選手を援助するような仕組みだったらどうでしょうか。もちろん、不正行為を失くす為に援助額の上限を定めて、誰が見ても許容できる額であれば、認めて上げるような制度は、駄目でしょうか。
ちょっと難しいですよね。

2007年4月21日 (土)

曖昧な特待生

西武の裏金事件からドラフト改革論議に発展し、希望枠撤廃に抵抗を示した巨人がマスコミから非難され、西武に対する批判は何かうやむやになった感があるなと思っていたら、西武の口利きで特待生として入学させた生徒の裏金問題で、廃部までに発展してしまった専大北上。

話がいろいろ波及して何が問題だったのかが、見えづらくなってきた感があります。

一番の問題は、生徒の周りの人間が、高校への入学斡旋やプロ入りに際して裏金的な金銭等を供与することが一番の問題であろう。

前に、特待生は、専大北上だけかと書きましたが、21日の毎日新聞とスポニチの一面で、高野連が特待生について徹底して調査するという記事が掲載されていました。
毎日の記事によると
『違反校には5月中の「制度解消期間」を設け、選手の保護者から解約同意書を取り付けさせる。この間もチームの対外試合は認め、制度を廃止した学校は夏の地方大会にも参加できる。学費免除などの特典を与えられていた選手は5月中は学校長の指導により、対外試合の参加を差し止める。』
『特待制度の有無の申告は24日から受け付け、5月2日で締め切る。その上で5月31日までに制度を解消するよう各学校に求める。制度を採用していた学校の野球部長はいったん退任させ、別の部長を所属の都道府県連盟に届けさせる。また、5月3日以降に特待制度採用が発覚した学校は対外試合禁止処分となる。』

現在、特待生制度がある学校は、5/2までに名乗り出た学校は、ある意味、無罪で、それ以降は有罪といった扱いみたいです。

このルールだと、夏の大会を控えた、大事な時期に特待生の子は、対外試合に出場できないといった事は、如何かと思う。喫煙したとか万引きしたとう球児とは明らかに違うわけで、生徒本人は犯罪者ではないのですから対外試合参加差し止めは、厳しすぎると思う。

スポニチの記事によると
『西武の裏金問題に端を発し、12日の事情聴取では、専大北上が日本学生野球憲章13条に触れるスポーツ奨学、特待制度を続けていることが明らかになった。ただ、これは氷山の一角との見方が強い。田名部参事は「12日からインターネットで検索してみたが、野球を対象とした奨学制度があったことをいくつか確認した」と説明。脇村会長は憲章違反の校数について「予想はし難い」としたものの、ある高野連関係者は「3ケタはくだらないだろう。1校20人だとしたら、2000人規模になってしまう」と100校以上に上る見通しを口にするなど、大量処分が下される可能性が高くなった。』

特待生選手として処分される選手は2000人規模とのこと。

スポニチの内田雅也編集委員の記者の目という記事の中で、『5月は春季大会の最中。公式戦欠場となれば、特待選手も白日の下となる。違反選手のレッテルを貼るのが教育的だろうか』と述べていますが、その通りだと思います。高野連は、特待制度を認めない理由として、教育の一環であるのに、特待生だと野球偏重の生活になることを理由としてるみたいだが、生徒本位に考えてあげることが教育的ではないだろうか。

そもそも特待生という定義も曖昧で「学業優秀や保護者の経済的困難救済のために制定した規定による奨学金の類は憲章に抵触しない」というのも、曖昧な気がする。
もっと、議論を深めて、何が問題なのかを確認して欲しい。

2007年4月18日 (水)

専大北上、各紙の社説

今回の専大北上の事件は、NHKの朝のニュースから主要各紙の社説でも取上げられ関心の高さが伺いしれますが、各紙(朝日、読売、産経)の社説を読んでみると、概ね各紙同じような事を述べていますが、強いて言えば学生野球憲章の特待生の有り方について若干温度差を感じました。
読売と産経は、学生野球憲章そのものに疑問を投げかけているのに対し、朝日は、学生野球憲章までは踏み込んで述べてなく、『ほかのスポーツの特待生制度とのバランスを取る具体策を考える時期だろう。 』という表現にとどめた点が、若干の温度差かなと思いました。

読売は、最後に『専大北上高の野球部解散で、問題の幕引きとすべきではない。高野連はじめ高校野球関係者が、長年の“グレー・ゾーン”放置にけじめをつけるべき時だ。』と高野連の特待生の問題を放置していたことが問題であり、問題を幕引きすべきではないと主張しています。私も同感です。
産経は、やはり最後に『いまこそ、放置されたままの野球留学問題への対応も含めて、実情に合わなくなっている憲章を新たに制定し直す時ではないか。アマチュアを聖域視していてはならない。』と結んでいます。これまた、正論で、アマチュアを聖域視してはならないという点は、その通りだと思います。

朝日は『専大北上を一罰百戒とするだけで問題を終わらせてはいけない。高校野球の将来像を考えるきっかけにしたい。 』と結び、何を言いたいのかよく分からない。将来像を考えるきっかけとは何か。ちょっと主張が曖昧な印象です。

朝日について言えば、夏の高校野球の主催者ですし、あまり問題を大きくしたくないといった背景もあるかもしれません。あれだけ、西武の裏金問題に厳しい論調だったのに、この専大北上事件について言えば、少しトーンが下がり気味に感じてしまうのは、気のせいでしょうか。

とにかく、処分ではなく、特待生の何が問題で、どのように解決していくか、議論が必要なのは間違いないと思います。

朝日新聞社説
読売新聞社説
産経新聞社説

2007年4月17日 (火)

再結成願う。

専大北上の事件は、野球部解散という結末を迎えてしまいました。

サンスポの記事によると早ければ5月に再結成の可能性もあるようで、早期の再結成を願います。この記事の中で、
やくみつる さんのコメント
『(高野連は)事なかれ主義の極致というイメージがあったが、その姿勢が出ている。『除名相当』という見解が解散につながったことを考えると、これまでの手続きは手荒すぎる。同様のケースが、全国でどのくらいあるのかを調べることの方が先決だと思う。あまりに事が大きくなりそうなので、専大北上だけでシャンシャンと終わらせ、他に波及させないようにしようという意図がみえるようだ』

私も同感です。

どうも、この奨学金制度も、学業とか人物本位で奨学生とした場合は、学生憲章に違反しないというような記事もありましたが、もし事実なら専大北上は、バカ正直な学校ということになりますね。まさに、一罰百戒の感がありますね。

2007年4月14日 (土)

専大北上だけ?

先日、このココログで野球留学についても問題ではないかと書きましたが、西武の裏金問題がついに、高校野球界にも波及してきました。

スポニチの4/13付の記事によると
『高野連が、専大北上の黒沢勝郎前校長、高橋利男元コーチらを聴取した結果(1)高橋元コーチが清水と西武が交わした覚書にサインをしたのは学校への報告なしで独断で行った(2)プロへの練習参加は西武が一方的に連れて行った(3)高校入学にも西武のスカウトが関与していたことを確認し、学校側の管理能力の問題を指摘。

 また専大北上が中学時代のスポーツの実績に応じて授業料を免除している奨学制度が、日本学生野球憲章13条に違反していることも判明。13条では「野球部員であることを理由とした金品収受の禁止」と定めているが清水元選手は在学中、学費の全額免除を受けており、同校では現在も奨学制度が続けられていることも明らかになる。

処分は18日の日本高野連審議委員会で審議され、27日に開催予定の日本学生野球協会審査室に上申されて正式決定する。除名処分が下されることになれば83人の部員は今後、練習試合を含めて高野連加盟校との対外試合は一切できなくなる。さらに高野連の大会参加者資格規定では転校後、原則1年間は公式戦出場を認めておらず、現3年生は他校に転校しても公式戦出場は不可能になる。田名部参事はこの日、部員に関しては言及しなかったが「やむを得ない転入学」との例外的な措置が取られない限り、現役3年生部員の甲子園への道は閉ざされることになる。』

私も野球留学について問題と述べましたが、除名処分には違和感があります。悪く言えば、高野連側のトカゲのシッポ切りみたいな印象です。
もともと、この問題は今回の西武の裏金騒動以前から、各地で噂されていた事例ですし、専大北上だけの問題ではないのではないでしょうか。
これまで高野連が、こういった問題に気付いていなかったというのも問題でしょうし、改善指導していなかったことも問題だと思います。
現実に報道を読んだ限り、専大北上側は、野球部以外の部活動部員に対しても同様の奨学金制度を設けており、憲章に抵触しているという意識は薄かった気がします。ということは、高野連側の広報活動にも疑問ですし、警告も発せず、即除名というのは性急すぎるのではないでしょうか。

現在、専大北上には83人もの野球部員がいるそうだが、彼らは学校が憲章に違反しているなどと知らなかったはずです。まして、同校を志望した時期は、まだ中学生ですから憲章など知る由もなく、また本人も金品を受領したという意識もないでしょう。(学費等が免除になって楽になるのは保護者でしょうから)

そんな彼ら83人の夢や希望を、大人の論理による事件のために扉を閉じるという行為は如何かと思う。

今回の専大北上は、スポーツに注力して学校の評判を高めようとういう行為は、高校生の世界史履修漏れ事件と構造は似ている。履修漏れ事件も学校側が進学率を少しでも高めようとした結果、起きた事件であり高校生は被害者とされた。

今回の専大北上の高校生も、そういった意味では被害者であろう。
せめて、除名処分といった最悪の事態は避けて欲しいし、また出場辞退ということは、やめて欲しい。

高野連は今後、このような行為が起きないよう指導徹底することが先決なのではないかと思います。

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